特集「トルシエ主義」 from 日刊スポーツ3/1, 3/2

きょう付の紙面に載っていて前日のも合わせてチェック。要約。

  • 海外チームに所属する選手が多くなって、強化試合の度に希望する選手を招集することができないが、このデメリットはそれほど心配しなくてもいい。大半の選手は2002年のチームを経験していてお互いをよく知っているからだ。
  • 日本代表の弱点は守備。国内クラブでもディフェンダーは外国人頼りだし、優れた選手が不足している(「宮本、中澤を除けば、松田、坪井、加持でおしまい」)。これは日本にディフェンスの文化が欠けているからだ。不足するものを私(トルシエ)は特定のシステムを選手に適応させることで補ったが、ジーコは選手に自由を与える代わりに彼らの能力を存分に発揮させることで解決しようとしている。
  • メンバー選考に関してはジーコを信頼すべきだ。



リップサービスかはわからないけど、海外在住のコーチのなかでは相変わらず国内選手に対してトップクラスの知識を持っている様子。2002年では体力的に万全ではなく精神的にも未熟だった中村を選ばず、その空席に三都主を入れたトルシエ*1に、現在の三都主(というより、日本の左サイド)について聞いてみたいところ。

*1:これも記事より。