格闘ゲームから駆け引きの術を学ぶ

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梅原 知らない相手と対戦するときは、“基本どおりに戦うこと”が大切です。仮に自分がいつも勝てる人間だとすると、負けるときは“基本戦法とのズレ”が生じるじゃないですか。基本がしっかりしていればしている人ほど、“ズレ”に敏感になると思うんです。


豊泉 自分の勝ちパターンというか、戦いのセオリーを確立させておくことが重要なんですね。


梅原 そう。セオリーがあれば、“相手の変化に気づきやすい”ということですね。セオリーなしにふだんからテキトーにプレイしていると、負けたときに自分が負けた理由がわからない。でもセオリーがしっかりしていれば、“この人は攻めてくる人”だとか、“無敵技をドンドン出す人”だとか、“逆に慎重な人”なんだとか、自分が勝てる相手との違いをつかみやすいんですよ。だから自分の基本になる戦いかたをちゃんと作って、そこからの“ズレ”を修正していくのがいいんじゃないかなと。ただ、1試合だけだとさすがに限度がありますけどね。対応できなくて負けることもありますよ。