私の音楽分岐点

以前書いた「思い出のアルバム20枚」*1というエントリーに近いものを、もっと曲単位まで詰めてみたいと思ったので、再度振り返ってみて書く。

Bucephalus Bouncing Ball / Aphex Twin

Come to Daddy

Come to Daddy

音価(音符の長さ)は二の倍数で割り切れるか、特定のエリア内で等分割できる(n連符)か、カデンツァのようにテンポを細かく意識しないで演奏されるか、以上の三パターンに分類できると思っていた私にもうひとつの方向性を提示してくれた曲。ねじを巻くときやピンポン玉が弾むときのような自然にある音を表現すると、確かにリズムは階段状でなく直線or曲線的に推移するなと私は納得した。ねじ巻き音を曲想まで持ってきたNannou(Windowlicker収録)という曲もある。