陽だまりの彼女 / ネタバレ含有

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

映画の予告編を見て、危険なにおいがした。小説に入れ込むつもりはないのだけど、肝心なところが抜けそうで怖い。

「私がどうやって浩介と『再会』したか」
陽だまりの彼女 p.209

この執念が描かれないとつまらない。
..
話のオチはかなり序盤で分かってしまったけど、私は、逆にそれを使わない結末を予想していた。

「あのね、私、あなたと結婚してよかった」
p.130

話のクライマックスはこの場所、このセリフだ。