内容も（やはり年齢層が高い）お客さんも淡々としてて、その「思い出に残らなさ」が浮き出る映画だったと思う。日本人であるがゆえの過剰な期待の結果。ただライブラリ性は高く、ディスクが発売されたら買うのかもしれない。幻想的、緊張的。特に魚の話、極光(オーロラ)の話、通訳、皇后、エンディングの背景。あっという間に終わる。
パンフレットにシナリオがほぼまんま載っていて、書きすぎなんじゃないかと。特にラストシーンの演出について。でも、ここを読んで軽く泣いた。
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映画内でヒロヒトという言葉は出てきませんでした。エンドロールの役名もEmperor。
