公休

仕事が休みの日です。別段用事もないのでのんびりすることに、昨日仕事から帰ってきたとき、決めました。
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目覚ましに使っている携帯電話のアラームで起きました。
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「おはよう、今起きました。そちらの作業ははかどってますか?」という内容のメールを書いていたら、書き終わる前に彼女から電話がかかってきました。
折り込みチラシ、家具、ニッセン、タウンワーク、猫、子供。他愛もない話といっては失礼かもしれないけれど、彼女が話すそのひとことひとことで、私の心は温かくなります。誰かを好きってそういうことなんだと、彼女と話すたびに私は思い直します。
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電話を終えて、私は送ろうと思っていたもう一通のメールを送信しました。宛先は友達、内容は「今日何時帰り?」。
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私はメールを送信したところで携帯電話から離れて、ThinkPadをひざの上に置いて、ぱたぱたと日記を書いています。
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結構な数の人が、自分のメールを送ったら送りっぱなしで、私の出した返事からさらに返事をくれません。「了解しました」でなくても「うん」でも「ぁぃょ」でも「k」でも、本文無しの空メールでもいいから、私は返事が欲しいです。特に、こちらの回答に対するレスポンスは特に欲しいです。不安なのは分かっていても、私は来ないかもしれない返事をずっと待っています。私はかなりの寂しがり屋です。普段、ひとりでも平気でいられるからこそ、そばに誰かがいると、彼/彼女を頼らずにはいられません。
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彼から返事が来てもすぐに読まない、私の小さな抵抗は、私自身が折れておしまいになりました。返事はありませんでした。
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「のだめ」の正月ドラマをもう一度始めから見て、一方パソコンでは自動車のサイトを見ながら、文字通りのんびりしていたら、いつの間にかに私は寝ていたようです。
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彼女のblogを見ると、彼女がファンのバンドの歌の歌詞全文引用したエントリーがあって、それを読むと、別れることに未練を感じてはいるけど、明日もいいことが待っているかもしれないからがんばろう、という内容のものでした。私は、彼女の不安定な気持ちを、彼女自身の言葉でしか推し量ることができないけど、彼女をサポートしてあげることが、今私がしなければいけないことなのだと私は思いました。けれども、彼女を気遣ってあげられる資格が私にあるのか、私はいまだに自信が持てません。恐らくこのことは逆に彼女も、つまり、彼女が私を頼っていい人間かを推し量っているのではないかと、私は思っています。この問題について、答えを出せないまま結果が出てしまうのかもしれないけど、私はうまく付き合って、できれば少しでもこの*距離*を縮めていきたいなと思っています。
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ということで、普段の日記と趣向を変えて、まさに日記然とした日記を書いてみました。書いている合間、おなかがいっぱいなのに、これでもかとバナナを食べたり(なんで満腹なのにまだ食べたいのという母親の問いに、私は「ストレス」だと答えました。休みの日になにもしなかった鬱憤という意味で)とか、ほかにも行ったことはいくつかありましたが、大雑把にまとめてしまえば、起きてからずっと書き物をしていたと言っていいでしょう。
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「終電です」というメールに「お疲れさま」と返事をしたところで、今日が終わります。また、私なりの普通に戻ります。本日はご清聴ありがとうございました。