のだめカンタービレ(前編)

要点を押さえた危なげない佳作。後編の予告を見る限りでは原作のクライマックスまでやってしまうらしい。紫のだめ。
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2008年に放送された特別編でコンセルヴァトワール入学、指揮者コンクール、孫Rui登場、サン・マロリサイタルまでは消化されていて、この映画前編ではマルレ・オーケストラの話がメイン。のだめは相変わらずの百面相で客席を楽しませてくれるが、彼女自身は劇中でまったく成長していない。千秋は会心の指揮シーンを見せているが、クールすぎてつまらない*1。このコントラストは意図的か。
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踊る大捜査線の予告編に期待が高まる。

*1:コメディタッチな部分は常任指揮者就任の話を聞いて浮かれているところくらい。