今昼の夢

新入生の歓迎会。担当の係がレクリエーションで行う鬼ごっこ風ゲームのルールを説明する。協調性のない私は話を聞かず外に出る。廊下や校舎の外で数人ずつのグループができている。ガラスの向こうで話は聞こえないが、なにかに合わせて動きを止めたりしているようなので、私も遠くで立ち止まっていると、女の子が私のほうに歩み寄ってきて私をタッチする。「私が鬼なの?」と聞くと「そうだよ」と返事。私は何もできない。私はふらふらしながら、このまま最後まで何もしないと見せかけて、別の子たちが固まっているところに向かい、その中のひとりにタッチする。「違うよー」と言われる。私は諦めて空を飛ぶ。
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私はこの話に教訓を見出した。

  1. 新しいルールを設けるときにそれを参加者全員で覚えること
  2. ルールを覚えていない/覚えられなかった者へのフォロー
    • 周知の事実であってもそれが全員に知れ渡っていると思うのは危険
  3. ルール外の行為/事態でゲームが破綻した場合の対処

ごっこで単独の鬼が他のメンバーを追いかけられずに次の鬼に変わらない状況を例に取ると[ リセットする(現在の鬼を省いてやり直す) / 鬼を追加して複数対複数にする / ルールを追加して別条件で鬼が発生するようにする / 終了して別のゲームを行う ]を私は考えた。動きの悪いゲームをてこ入れする運営は現在のルールを破ることであり、ゲームの選定以上に気を使う作業である。