ナーロッパとも皮肉られるファンタジーRPGの世界は読者の理解を易しくして*1、長いタイトルでタップを誘導して、物語の中で現代のストレスを解消する、現在流行している異世界転生ものは短時間で楽しめるように洗練されたフォーマットです。
その前の段階としてだらだらした日常パートに価値を求めるノベルゲームやその前後で派生したハーレムシステムの作品があります。こちらは言うなら付加価値をつけるフォーマットで作られています。
良し悪しは決められません。そもそもふたつに分けられるものではなく、セカイ系やローファンタジーなど、それ以外にも切り口があって、すべてのライトノベルをフォローするには作品が多すぎるし疲れます。
*1:現代の時代劇という表現はこの記事以外にも何度か見たことがあります。