来月のからん

244 名無しんぼ@お腹いっぱい 2011/04/04(月) 11:22:53.51 ID:RaGCNlSh0
金春と京の試合から数年後 町の柔道教
萌「よう高瀬」
雅「萌先輩!」
子供たち「大石選手だ!」「サインぐでー」
・・・
萌「そうけえ、高瀬は先生になるんけ」
雅「ええ」
萌「・・・高瀬、ワシは全日本のメンバーから外れてしまったんじゃ」
雅「見ましたよ、近代柔道で」
萌「こんな小さな記事でな、ドイツの一部リーグで活躍中の誰かさんとは大違いじゃ」
萌「最近思う、ワシはこのまま平凡な選手のまま終わってしまうんじゃないかと」
雅「いいじゃないですか、私好きですよ、そういう選手」
萌「バカいうな、嫌じゃ」
木村紺総合スレ30【神戸在住/巨娘/からん】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/comic/1301144376/

主要人物のキャラクタ付けはピンポンにそっくりだ。ただし、からんのテーマは柔道選手としての成長ではなくて、コミュニケーションスキルの成長物語だと私は思っていた。ピンポンの最終回は突き抜けることができなかった人の平穏な様子が物語を締めるのに似合っていたが、からんはそうはいかない。京ははじめから突き抜けていたからだ。その頭脳や身体能力を発揮するのが柔道でなくてはいけない理由も薄い。住環境が変わればあっさり柔道もやめて別の道に進むに違いない*1。突然、セカイ系にも似た立ち入りできない雰囲気を今回の話で感じ、私はめまいがした。

*1:部活動とはそういうものであるという意見は至極正論であり、私も賛同したい。