見る時間が全然足りません。動画作品など一部を除いて大半の展示物が撮影可能になっているのも観賞の時間配分を狂わせます。私が勝手にまとめると以下に分割できます。
- 幼少期の風景
- 学生時代の自主製作作品
- アニメーターとしての仕事
- ガイナックス時代の作品
- アニメ監督から離れている時期
- カラー設立とヱヴァンゲリヲン新劇場版
- シン・ゴジラ以降の実写作品
- カラー以外での活動紹介
このなかで、(1)のボリュームがそれだけで満足できるくらい大量です。(2)ではナカムライダーは初見です*1。愛國戰隊大日本は展示物としてはありませんでしたが、図録巻末の履歴に記述はあるので消したい過去ではなさそうです。
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…で、私の好きな庵野秀明は彼のほんの一部でしかなかったことに気付いてしまいました。新世紀エヴァンゲリオンと新劇場版、トップをねらえ!、彼氏彼女の事情、シン・ゴジラです。prime videoで見られる作品も多いので、いつの日かと心の準備をしています。
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magazineworld.jp(8)に当たる展示が物足りませんでしたが、エヴァンゲリオンを終わらせた現在、経営者・庵野秀明の話に興味があります。BRUTUSでもインタビューが組まれたり、プロフェッショナルでも作品のクオリティにこだわるだけではないプロデューサーとしての視点も垣間見えました。シン・エヴァンゲリオン劇場版の舞台挨拶でひたすら感謝の言葉を伝える姿も印象的でした。
*1:今回が初出ではなく過去に上映されたことがあるみたいです。第27回東京国際映画祭 http://2014.tiff-jp.net/news/ja/?p=26973