ぼっち・ざ・ろっく! / 少女漫画誌

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 2022年11月7日に日本雑誌協会が発表した、印刷部数公表(2022年7月~9月)をもとに三大少女漫画雑誌の発行部数(印刷証明付き発行部数)を掲載しよう。

「ちゃお」 163,333部
「りぼん」 136,667部
「なかよし」 43,333部

 ちなみに、「りぼん」は1990年代の最盛期で約240万部、「なかよし」は約200万部発行されていた。いずれも部数の落ち込みが著しく、「なかよし」はついに5万部を割った。なぜ、少女漫画界が活性化しないのか。その原因を分析してみたいと思う。

1990年代のりぼんとなかよしは週刊少年ジャンプに次ぐテレビアニメの育成機関という印象だったので、(おそらく出版業界全体の)低迷にショックを受けました。一方でちゃおは2000年代以降に話題作が出てきたのを知っていますが、その頃の私はこの世代向けのコミックを読んでいなかったので立場が逆転していたのを知りませんでした。
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男性に限らず成人読者が少女漫画誌に求めていたライトな作風の受け皿がまんがタイムきららに移行していました。なるほど。

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ぼっち・ざ・ろっく!は次にくるマンガ大賞で知りましたがコミックはスルーしていました。アニメはとても面白いです。ちょくちょく挿入されるサイケデリックなアニメーション、それからバンド演奏がロキノン系のフォロワーみたいでリアルです。