BLUE GIANT

避けて通れないのは*秘密*です。THE FIRST SLAM DUNKでいうところの「山王戦をやる」にあたるシーンがあります。私は好きでも嫌いでもないですが、これがないと映画がすっきりしません。映画館から帰ってしばらくしてそう思いました。

完璧ではありません。コミック10冊分をまとめるとうまくまとまらないこともあります。ロトスコープを活用した演奏シーンはほかのシーンと浮いています。テナーサックスはハードな環境で使い込まれているから、ステージならともかく月明かりであそこまできらきらしないのではないかとか突っ込みたいです。それらを差し引いても原作の良さが映像化されているし、ライブ演奏曲は上原ひろみらしいアップテンポな曲調がJASSメンバーの若さとうまく組み合わさっています。

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WE WILLはサックスとドラムのデュオであることから分かる通り、SO BLUEで演奏された曲です。劇中ではトリオバージョンを少し聴くことができます。